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 第9試合 タッグマッチ



× スコット・スタイナー
ケイン ×
19:47
ペディグリー
→ Pin
トリプルH
バティスタ
w/ リック・フレアー


すみません。代々木の観戦レポート、この試合を残して放置プレイにしてました…。
ですがリニューアルに伴い、試合の写真とそれに対するコメントを載せてみましたよー。
…大会から約9ヶ月も経ってしまってるので、さすがに少し忘れてる可能性が(泣)

この試合、写真はかなり多めなので、もしかしたら重いかもしれません。( >Д<;)クッ クルシイ・・・。

( 2003.09/17 )


 試合開始前、勇ましい歩みでリングに向かう、
 ご存知WWE最上級レフェリー、アール・ヘブナー。

 よく試合中に選手と選手の間に巻き込まれたり
 選手の放った技が間違って当たってしまって失神したり、
 走ってきた選手とぶつかってリング下に落下したりと、
 まさにその動きは芸人の域まで達してます(笑)

 さすがにみんなヘブナーの事を知ってるので、
 へブナー登場時は物凄い歓声。いやホントに。

 そしてその歓声に、コーナーに登って答えるヘブナー(笑)
 いやもうスゴイ勢いでコーナーに登るから、
 めちゃくちゃ面白かった。アンタ最高だよ。
 レフェリーのヘブナーに続いて入場してきたのは…
 ”生ける伝説”こと、リック・フレアー!
 アメプロ界では一番尊敬される人物でもあります。

 世界王座(旧WCW王座)を腰に巻く事、16回(!)
 統一世界王座(旧WWF王座)を2回戴冠したという、
 知名度・実績共に、まさに”生ける伝説”。
 長いプロレスの歴史の中でも、これだけベルトを巻いた人間
 ってのは、まさしくフレアーぐらいです。

 …ただの白髪のジジイと思ったら大間違いッスよ?
 (でも今は年のせいもあって、そりゃもう弱いですが)
 フレアーがリングイン。
 さすがに日本に何度も来日していたフレアー。
 知名度で言ったら、知らないヤツなんて居ませんね。
 観客はほぼ全員スタンディングオベーション。

 色々と挨拶をした後(分からなかった…)
 最近のフレアーのお気に入り、バティスタを呼び出す。

 …別に”お気に入り”っつったって、アレですよ。
 801の香りがするとか、「僕達ずっと友達だよね」とか、
 そんな艶かしいモノじゃないですよ、そこの奥様。
 フレアーの呼び込みで姿を現したバティスタ。
 写真だとブレちゃっててちょっと分かりづらいけど、
 そりゃあーもう素晴らしい肉体の持ち主。しかも顔も男前。

 まだWWEでデビューして一年も経ってないのに、
 最近メインを張る事が多くなってきているという、
 まさに育ち盛りで売り出し中のヤングマン。
 …その割に、試合の組み立て方はヘタクソなんだけど(笑)


 のっしのっし、って擬音がピッタリな感じ…?
 お師匠のフレアーと顔を合わせるバティスタ。

 バティスタと言えば…とある事で日本のWWEファンから、
 興味を持たれたという事で有名か。

 写真では分からないですが…写ってるバティスタの左腕。
 二の腕辺りに、タトゥーが入れてありますねえ。
 あのタトゥー、どんなのかと言うと…

 天
 使


 って入れてあるんですよこれがまた!
 …みんなが思う事はこれでもかって程分かってます。そう…
 どっからどう見ても天使じゃねぇ!
 続いて、恐らく今日一番盛り上がったであろう時。
 観客が一斉に立ち上がり、その男の入場を待つ…。

 HHHキタ━━━━(;゚∀゚;)━━━━!!!!

 ついに来たよこの男が!!
 ロック、ストンコ、テイカーに次ぐ大物。
 しかも、今まで一度も来日してなかったんだから、
 HHHの登場たるや、スゲエ盛り上がりですよぉぉ!

 聞きなれたモーターヘッドの”The Game”が、
 この時ばかりは新鮮に聞こえたって話だぜハニイ。
 HHHの入場と言えば…もちろんコレ。

 水吹きキタ━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━!!!!

 某所では、事前にHHHが水を吹く場所とかを予想したり、
 水を吹く前にペットボトルをどこら辺に投げるとか、
 過去一番投げられた回数が高い場所をリストアップしたり…

 たかが水をぶーって吹いてるだけじゃないんスよ!
 この光景、TVでは何百回と見てきましたが、
 生で拝めたっつーのは、こりゃもう嬉しいばかり。

 恐らくこの時点で数人が失禁したと思われ。
 ウフ…そんなボクも、も・ち・ろ(自主規制)
 
 水を吹いてリングに上がった後は…お約束のコレ。

 ヽ( ゚Д゚ )ノ 「がおーーーーーーっ」

 ヤベエ。最高にカッコ良すぎる…ッ!!
 しかもラッキーな事にちょうど写真撮影者が座ってる方向に
 アピールしたから、こんなイイ写真が撮れたし。
 いやー、ベルト姿が似合うねホントに。憎いよコノコノッ。

 きっとSS席のヤツは死ぬほど良く見えたんだろうなあ…。
 いいなぁ…俺もSS席で見たかったなぁ……。

 でもSS席を取る為に、わざわざファンクラブに入るなんて、
 俺はゴメンだね。 (゚∀゚ )y-~~


 …数年後にはそうも言ってられなくなる(゚∀゚)ヨカーン
 
 そして対戦相手チームの入場。
 まずは先陣を切ってケインの入場!!

 ケインの入場時は、入場ゲート付近に炎が立ち込めるのが
 お約束なんですが…代々木は火気厳禁…。
 なワケで、照明を赤くする事で何とか逃れようとしたらしい。

 でも… ( ´・д・`) えー


 ケインに関しては、前回の横浜アリーナにも来日したので、
 俺個人としては、そんなに新鮮な感じはしなかったけど…。
 でもデカイねやっぱ生で見ると。
 ケインの入場の後…聞きなれつつあるサイレンの音が!

 ぷわーん… ぷわーん… ぷわーん…

 ( ゚∀゚) 何の音だこりゃ(笑)

 つーワケで、WWEデビューしてわずか三ヶ月ですが、
 既に馴染みつつある独特な雰囲気をかもし出すコイツ。
 スコット・スタイナー ( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━


 相変わらずブレててすみませぬ。
 おおうッ!? これは良く撮れてるワァ!!
 写真撮影担当、非常にグッジョブ!! (*^ー゚)b

 そうそう、こーやってコーナーに登ってアピール。
 しかし、とことんこっち側に座ってた人達はラッキーだな。
 俺はこっちとは逆方向から見てたんで、後ろ姿ですよ。

 しっかしコイツの筋肉…スゴすぎ。
 良く言えばジェネティック・フリーク。突然変異体。
 悪く言えば薬漬け。(笑)


 あー、俺この時初めて知ったんですが、
 スタイナーってデベソだったのね。 (*‘ω‘ *)ぃゃん
 スタイナーがアッピールしてる最中のHHH。

 「ハイハイ…さっさとアピール済ませてくれい」

 な感じがしていい感じ。
 しかし、みんなアピールしてるスタイナーを見てるけど、
 すぐそばをHHHが歩いてる事の方がすごくないか?

 日本のプロレスなら真っ先にペチペチと触るでしょうが、
 なんかそーいう事をしたヤツ、あんま居なかったようで。

 …やっぱ近くで見ると恐いんだろうか。

 ヽ(ヽ´Д`)ヒイィィィ!!  (゚∀゚ )  ヒイィィィ!!(´Д`ノ)ノ
 
 両チームがリングインしたところで、試合開始な雰囲気。

 上級レフェリーのヘブナー。段取り良く各人のボディチェック。
 これはルールとか反則するなよとか言ってる最中ですな。

 しかし。みんな気づいてたとは思うけど。

 スタイナー…小っさ。

 あ、すみません、訂正訂正。

 他の連中がデカすぎる。
 ライバル関係の、スタイナー対HHHの構図を期待したけど、
 さすがに最初は観客を焦らしプレイ。 ( ;´Д`)いやぁん!

 ケインとバティスタもライバル関係にあるので、
 今回のこのマッチメイクになったと思うんだけど、
 見事にすれ違っちゃったねこれ。


 ま、それがWWE側の目論みなんだろうけど。ウフフ。
 
 と思ったら、開始後なんとSTFを繰り出すスタイナー!
 そしてSTFの後は、予想もしなかったドラゴンスリーパー!

 この辺は、本人大会後のインタビューで、
 「あれは日本人向けにやってみた。」
 と言ってましたね。あぁ、やっぱりそうかと俺も思ったり。


 実はスタイナー、過去に新日本プロレスに数え切れない程
 来日してます。有名な”スタイナーブラザーズ”で。
 純プロしかしらない人でも、スタイナーの名は聞けば必ず
 分かるっつーくらい日本でも有名。
 だけど、その時はまだ黒髪ロングで地味なヤツだった(笑)

 美味しいトコロはみんな兄貴(犬)が独り占めだったしなぁ。
 両者タッチして、今度はHHHとケインの攻防に。

 これは数年前から見慣れた光景というか。
 もちろん生で見るのは今回が初だけど、
 TVで俺が見始めた頃からの光景なのでつよ。

 唯一変わった事と言えば…そうだなぁ……
 HHHが当時より更にマッチョになってることと、
 ケインがだんだん皮膚を露出してるっつーことか。
 昔はケインは”全身に火傷跡がある”って理由で、
 ほぼ全身タイツだったのにねぇ。 (゚∀゚ )y-~~~

 時代の流れをしみじみと感じる俺。
 よくある両者手四つの攻防。レスリングの基本というか。
 誰がどう見ても、タッパがあるケインの方が有利。
 まーHHHもそうとう力はあるけど、やっぱ、ねぇ。

 力勝負に物凄い興味をそそられるのか、
 俺も混ぜてと言わんばかりのスタイナー。

 バティスタは( ´_ゝ`)フーンな感じ…?
 くっそぉ!力じゃテメェには勝てネェヽ(`Д´)ノウワァン!

 …かどうかは知らないけど(笑)、力比べから早くも
 打撃戦に移行するHHH。パンチパンチパンチ。
 …だけど、ケインはあんま効いてないみたいな感じ。

 まぁ、打撃でも正直HHHに勝ち目はないんだけどさ(笑)

 
 反撃を開始するケイン。あーぁケインに火付けちゃった…。

 反対コーナーに押し戻されるHHH。そしてパンチの連打。
 フラフラとよろめくHHHに対して、トドメのアッパー炸裂!

 HHHは見事吹っ飛び、見ての通りダウン。
 HHHは受けが上手いねマジで。見てるこっちも飽きない。
 まあ、師匠に似たんだろうなぁ…(笑)

 ロックが登場するまで、業界一のリアクション芸人だった、
 リック・フレアー御大様が師匠だからな!!
 …ま、あそこまでオーバーアクションする必要もないけど(プ)
 HHHに対して更にビッグブーツまで出すケイン。
 おいおい…相変わらずHHHは技受けまくりだな…。

 やられっぷりがあまりにもいいモンだから、
 相手も調子に乗っていっぱい技だしちゃうんだろうか(笑)

 やー、でもケインのビッグブーツって…(・∀・)カコイイ!!
 日本でも有名な某ジャイアントBさんに比べると…
 明らかに蹴ってるしな。
 ジャイアントさんのは ( ゚Д゚) 「ほれ」 って感じ?w


 …なんでジャイアントさんの話が出てきたのかアレですが、
 とにかくケインの技は一つ一つが説得力があるってコトで。
 そしてついに観客が期待してたHHHとスタイナーの絡みが!
 …絡みって書くと、どうもアレだな…。ま、ともかく。

 難敵のケインでは勝ち目がなかったHHHだけど、
 ちょうど闘いやすいスタイナーと絡み出した途端、
 自分のペースを掴んだHHH。弱い者イジメ大好き。

 てゆーか、スタイナーって見た目スゲエ強そうなんだけど…
 思いっきりスタミナないよねこの人(笑)
 試合開始後5分くらいでゼイゼイ言ってる時もあるし。
 バティスタがリングインし、ケイン対バティスタの構図に。
 この二人の攻防はそりゃもう見ごたえバッチリ。

 ・お互いデカイ。
 ・お互い力技勝負。


 こういう二人が激突!ってんだから、会場も沸くのなんの。

 「おぉぉ〜〜〜」

 ばっかりだった気がするこの試合(笑)

 バティスタにフライングクローズラインをカマそうとするが、
 コーナーに登った所でHHHに邪魔され股間強打。

 …このケイン、ホント痛そう…。
 ケインが弱ったと見るや、すぐさまバティスタとタッチ。
 さすがHHH。ズル賢さも団体一。 アーヒャヒャヒャ(゚∀゚)ノ

 股間強打で弱っているケインに、容赦なくストンピングの嵐。
 ををを、HHHがケインを押してる押してる。珍しい(笑)
 立場的にはヒールなHHHだけど、観客的にはベビー気味。

 そりゃあねぇ。今まで見たかったスターだからねぇ。
 構図的にはヒールがベビーをいたぶってるんだけど、
 HHHに対する応援の方が多かったような。
 そして照準をケインの足に定めるHHH。
 膝に膝を落としたり、エルボーを叩き込んだり。
 む…? この流れは誰かに似てるぞヲイと思ってたら…

 フレアーばりの足四の字固めキタワァ━(n‘∀‘)η━ !!

 師匠のフレアー直伝の足殺し。
 古来から伝わる伝統的な足への間接技、足四の字。

 ちょうど写真もフレアーがそれを見つめるという、
 何だか味のある写真に仕上がってるじゃないのさ!!

 ( ゚Д゚)ウマー。
 と思ったらひっくり返された━(;゚∀゚)━!!!

 恐らく大多数の人は知ってるとは思うけど、
 足四の字固め、かけられた方がこうやってひっくり返すと、
 かけた方が逆に痛くなるという、あら不思議な技。

 「またまたぁ…どうせまた演技なんでしょ?もうー」
 とか言ってるそこの萌え萌えな17歳女子高生ッ!!

 私u-e。足四の字固めを実際に友人にかけて、
 「ちょっと試したいコトがあるんだけどさー」と言いつつ、
 相手にひっくり返ってもらった漢ですよぉおッ!?

 感想。死ぬほど痛かった (´Д⊂グスン
 HHHの執拗な足攻めから何とか逃れたケイン。
 戦いたくてウズウズしてたスタイナーとタッチ!!

 暴れまくるスタイナー。怯えるHHH(笑)
 得意技…というかスタイナーの場合、標準技に近いが、
 フロントスープレックスでHHHを投げまくり。
 たまにしか見せないノーザンライトも出すスタイナー。

 そして…おおっ!? こ、この体制は……ッ!!
 SSD(スタイナー・スクリュー・ドライバー)か──ッ!?

 日本で活躍してた頃に開発したという、世にも恐ろしい技。
 ナニがどう恐ろしいのかと言うと、
 ブレーンバスターの要領で担ぎ上げ、そこから…
 パイルドライバーで脳天から真っ逆さまに落とす。

 ( ゚Д゚) ・・・

 (((( ;゚д゚)))アワワワワ

 首への攻撃に対してウルサイWWE。許す訳がない(笑)
 見ての通りバティスタがカット。HHH生き延びる。
 カットに入ったバティスタを蹴散らそうとケインがリングイン。
 バティスタを攻めてると、後ろからHHHが攻撃!
 さらにHHHの必殺技、ペディグリーの体制にィ!?

 …と思ったら、これはケインがショルダースルーで返す!
 そしてフラフラと立ち上がるHHHに対して…
 ケインの必殺技、チョークスラムが炸裂!!
 キタ━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━!!


 が、足を散々攻められていたケイン。
 必殺のチョークスラムはやや不完全になってしまう。
 そしてカバーに入るも…HHHはカウント2でキックアウト!
 うぅむ…やはりチョークスラムが完全じゃなかったからか…。

 スタイナーはスタミナ切れでダウンしてます(笑)
 勝機と悟ったケイン、チョークスラムをもう一発狙うが…
 迫るケインの手をかわし、必殺のペディグリーの体制!
 そして今度こそペディグリーをヒットさせカウント3!!

 ありゃりゃ〜…終わっちゃったかぁ、という感じの溜息。
 会場から結構そんな溜息が聞こえたような気がする。
 ケインならペディグリー返してくれると思ったのにねぇ…。

 スタミナ切れだったスタイナーが蘇生したが時既に遅し。
 ぐたーっと横たわるケインを心配しつつ、
 HHH達を睨み付けるスタイナー。

 …もうちょっとスタミナつけような。

 
 前回の横浜の時は、メイン戦終了後、ロックとジェリコの
 トークバトルが何と30分も続いたので、
 今回はナニがあるのかなぁ…と期待胸に膨らませてたのに、

 さっさと引き上げるHHH一味。
 《゚Д゚》ゴラァァァァァァァァァァァァア!!

 そりゃねぇよヲイィィイイ!!
 …というか、何となく、もしかしたら、だけど…
 HHHってあんまり日本来たくなかったんじゃ…。

 なんつーか、あんまりやる気がないというか。
 だからこそさっさと帰っちゃったような気もするし。
 まぁ翌日も大会があるって事で帰ったのかもしれんけど。
 さっさと引き上げてしまったHHH達とは対照的に、
 観客の声援に答えるスタイナー&ケイン。
 でも…この人らって喋りそんなに得意じゃないぽ!!(笑)
 まぁ比較的スタイナーは喋れる方だけどさー…。

 しばらく経ってもHHH達が一向に帰ってこないので、
 「あー…これでホントに(・ー・)オワッタナ…」
 という空気を他の観客も分かったのか、
 残ったスタイナー&ケインに大きな歓声を送りますた。

 さすがに何にもナシってのは気の毒と思ったのか、
 スタイナーがマイクを持って…

 「Holla!! If Ya Hear Me!!!」

 と、決め台詞の観客と共に叫んで退場していきますた…。






さて、今回のツアーがこれで終わったワケですけどー…
うーん…なーんか不完全燃焼。心身が全然燃え尽きてない。
前回の横浜の時は、「もう全身全霊燃え尽きますた…♪」という充実感があったのに、
今回はちっともそういった充実感がない。ううむ、これは一体……。

考えてみるに、理由は二つくらい思いつくんですけどね、ええ。

一つは、単純にメインイベントでヒールが勝利してしまったこと。
が、前回の横浜のメインでも、ヒールのジェリコがベビーのロックを下したんです。
じゃ、何故今回はこう思ってしまったのか、と。それは…


試合後のボーナストラックが全く無かったこと。


ジェリコは試合には勝ったものの、ボーナストラックではロックにやられて、ハッピーエンド♪
つまり、ジェリコは”試合に勝って勝負に負けた”というか、そーいった終わり方だったんですよ。
だから、結果的にはロックヽ(´ー`)ノマンセーになり、いい終わり方になったんですねー。

が、今回は↑を読んでもお分かりの通り、全くボーナストラックがなし。
ベビーが負けてリングに取り残され、そしてそのままベビーも退場し終了、と。
これじゃぁ……ねぇ?
折角数少ない日本での公演なんだし、もうちょっとサービスして( ゚д゚)ホスィ…と思った。


そしてもう一つの原因。ぶっちゃけこれが一番大事だと思ったんだけど、


客がテンション低すぎ。


前回の横浜は、本当にWWFが大好きな人達だけが集まって開催された感があるんスよ。
今までWWF見てきたけど、現地まで行って見に行くまでの覚悟がない。資金がない。
そういった人達が、念願叶ってついに…! という雰囲気だったんです。

でも、今回のお客さんの雰囲気を見ると…何か日本の会場のソレと全く一緒な感じ…。
あくまで俺が座ってた付近だけの話になってしまうんですけどね。
ほら、日本のプロレスの試合って、試合中はずーっと静かじゃないですか。
たまに拍手したりとか、声出したりとか、その程度で。
…全くそーいう感じだったんですよ、俺の座ってた付近の人達って。

更に驚くべき事に「WWEに関する知識が無いんじゃないか!?」という人達まで…。

「ベビーには声援、ヒールにはブーイング」という基本概念すら理解していない人達。
そして応援はそっちのけで、延々と写真ばっかり取ってる人達。



まぁ…WWEをどう見るかは人それぞれだと思う。それに対して文句言ったりする権利もない。
だけどさ、WWEを精一杯楽しむ為には、やはり現地のノリそのままになる事が一番だと思ったり。
大体WWEを見ていれば、自分が会場でどーいう行動をすればいいかくらいすぐ分かる。
それが分かってない、という事は、興味本位で見にきたというのがモロバレですよ?

俺みたいな、ねっからのWWE好きの人間だって居るんス。
俺はたまたまチケット取れたから良かったけどさ、
今日来たくても来れなかった人がいっぱいいるんですよ。マジで。
そーいった人達の事を考えてやって下さい。


つっても、「初心者は来るな。玄人だけ来いやщ(゚Д゚щ)カモォォォン」とも言いません。
ただ、興味本位じゃなくて、本当にWWEに対して熱があるという人に来て欲しいでつ。
俺達ファン一人一人が、「心の底から楽しもう」という思いがあれば、
おのずと試合も盛り上がるし、雰囲気も出てくる。

とにかく、これから定期的にWWEが日本にやってきて公演する訳だから、
WWEのスーパースターから見ても嫌がられないような、そんな雰囲気にしていければいいと思うぽ。

…なんだか偉そうな事ばかり書いてしまいましたが、素直に思った事を書いてみますた。







大会終了後、外に出て記念撮影。



(/ω\)ハズカシーィ



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